2002年6月30日日曜日

九重入浴 温泉循環装置

九重に行って御風呂に入り、玖珠から耶馬溪を回って帰ってきた。帰り道で田主丸の若竹屋で、座の生2100円(消費税込み)を買ってきた。あちこちで買っても、一番良い状態で置いてあるトコで買うのが一番美味しかったりする。御奨めなのは玖珠から耶馬溪に抜ける県道、ダム建設の結果、かなり短縮されてしまったが、上の方はかなり雰囲気が味わえる。

実は山国の道の駅、その傍に怪し過ぎる二百円温泉が出現しているのを発見してしまったんで、雨が降り狂う中徒然なる侭に考えた。最近の温泉には致命的欺瞞装備が装備されつつある。原因は、温泉資源の枯渇と、下水道料金だと思う。それは何かと言えば温泉循環装置なのだ。枯渇しつつある源泉の使用量を圧縮する。一メートル七万とも言われる源泉のボーリング料金、温泉魔窟別府ならいざ知らず普通の温泉地では、数百メートルのボーリングが必要であり、その経費を回収するコトは苦しい。日本の客は温泉だだ流しを要求する。そのお湯は下水道料金を跳ね上げる。

経費節減に寄与する装置として、ユーザーは導入しているらしいが、ここで考えてみてくれ!各種フィルターで老廃物を除去する、ま、ここまではえーでしょ!でもね、循環装置内での細菌増殖という最悪の事態は、廃業に直結しかねない危機を招きかねない。で、塩素類を始めとする殺菌剤の大量投入だ!

こんなお湯を使用していて、マトモな温泉と言えますか?旧い温泉は地表に湧き出した温泉が源泉となってきたが、次第にボーリングして源泉を確保してきた新興勢力にとって、必需品になりつつあるらしい。森林資源の枯渇に起因する循環装置の導入を見ると日本の温泉は危機に直面していることは間違いない。牛肉偽装の温泉版的問題だ!

本日の遭遇車、無し!本日の走行距離195.9km、メーター4354km。

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