2002年10月12日土曜日

奥豊後

今日は奥豊後蹂躙長距離走行なので、朝から近くのセルフで給油である。カード作ればリッター当り二ヶ月間限定で5円引きという少々あくどい拡販している系列のセルフである。悪徳金融業者が裁判の時に無茶苦茶小さな字体で印刷しておいてちゃんと書いてます!的手法でチラシに書いてある。カード作らせて、名簿と、銀行口座を把握するのが目的という凄まじく悪質な手法は、石油会社も追い込まれましたなぁと、つくづく感じさせられた。

ま、443.2キロ走って、35.62リッター給油で、リッター当り12.4キロという珍しい好燃費だが、スタンドの機差を確認する為に、3回くらいは連続で給油する必要がありそうだ。

まずは久留米から筑後平野を横断して杷木へ。杷木インターから九重インターまで高速を走る。そこから四季彩ロードをあがっていく。四季彩ロードの突き当りを右折して、筋湯の方に上がっていく。かつて一世を風靡したここいらも、寂れましたね。うん。

一世を風靡しながら、低落した阿蘇・九重一帯の温泉地の特色は、駐車場が無い事に尽きる。今からなら逆に、開発されていない事を売り出しても良いんだが、一時期一世を風靡しながら衰退した民芸と同様にブームが過ぎるのも早いような気がする。料理の基本が食材管理に尽きる様に旅館を含む客商売の基本は顧客管理に尽きると思うのだ。だって、駐車場が無くても客が満足すれば、かならず客は帰ってくるでしょう?そーゆー事で騒ぐトコは所詮駄目な旅館&ホテルだから潰れたほうが回りも迷惑しないから良いのよ。

で、このルートは自然林が多いから紅葉してっかな?と思ったけど、まだ早すぎたね。で、442号を走らずに、珍しく久重高原ロードパークを走った。紅葉の始まりは、緑の中に点在する紅が美しい。日本の色彩美の特色は、点在する紅でしょ?

竹田に抜けて、原尻の道の駅でとり天定食の昼飯だ。800円で量が多いという凄まじさはビール持って来いっ!と言うしかないレベルに在る。

原尻の滝を渡って(この表記、通った人しか分からないよね)清川村へ。この当りは昭和初期まで石の橋が作られていた一帯なので、あっちゃこっちゃに絶好のカメラポイントもある。石橋愛好家にはお勧めなのだ。清川に入って道の駅手前で右折、ここらには怪しい300円カレーとかいろいろある。奥豊後も怪しい魔宮に過ぎない事はここに暴露されたか?怪しい空港も近いし、マムシ養殖場とか、他にもいろいろあるから、探してみてね?

稲積水中鍾乳洞は近年発見整備された鍾乳洞なのだが怪しい!行けば分かる。凄まじい怪しさは、一度訪れてもらわなければ、分かってはもらえないだろう。 在る意味凄まじい環境破壊なのだが。

で、ここを降りて、清川の道の駅で桃のソフトを食う。重さは半端ではない、しっかりソフトが詰まっていて、最初の人は戸惑うんだ。重過ぎるくらいに詰まりに詰まって300円!これもお勧めだ。で、ここには稲積水中鍾乳洞の100円引き券もあるから、最初に訪れておいた方が良いよ。1枚で1グループ全員オッケーだからね。

で、竹田を抜けて、57号線の交叉点を突っ切って、直入を目指す。そして直入で温泉なのだが、どっちにすべぇ?と、正直言って悩んだよ。暴利を貪っている!状態に近い、御前湯は断念。そして、長命湯にするか?あそこはプチプチが少ない。しかし怪し過ぎるしず香、、

私がひそかに温泉鍾乳洞と呼ぶ、しず香である。私はここより怪しい温泉を知らない。

全員絶句する温泉というのは、客観的に見ても全国的に珍しいと思う。私営の100円温泉は、絶句するしかないし、いつ無くなってもおかしくない温泉だから、みんな行こうぜ!日本全国の怪しい温泉愛好家の方々へ告ぐ!

「行けば分かる!」
 
そして広域農道、そして湯平温泉へ抜ける。湯布院インターから、高速に乗って、また杷木インターで降りて、夕食はニュー永田屋だ。

でもね、麒麟のドラフトマスターが居るお店らしいんだけれど、泡だけジョッキから継ぎ足しとか、あんまり無茶しすぎなんで最近のビールの注ぎ方変わったなぁとして、ビール頼む度胸は無かった。で、オーダーしていようが、忘れていたのか?常連優先で一見客のオーダー品を回すとか、無茶しすぎる店になっていた。前回、ここは良いよって言った一文は削除する必要が出てきた。

今日の総括稲積水中鍾乳洞、しず香温泉鍾乳洞今日は鍾乳洞満喫の旅であった。

今日もザフィもトラも見かけなかった。本日の走行距離386.2キロ。オドメーター10006キロ。とーとー一万キロ突破しちゃった!

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