2003年4月25日金曜日

講道館破門の人、求刑編!

 昨日は、某宗教団体の主宰であった人物に対する求刑があった。

 最近、死刑反対を叫んでいる人々は、この人物に対する死刑反対運動を実行できるか?という踏み絵を迫られている様な気がしてならない。

 日本の刑罰は、非常に軽い。懲役刑の刑期に対して服役期間が六割を超えると、仮出所という形で釈放される。日本の服役者の再犯率は決して低くない。最近ではタブーであった仮釈放中の再犯も少なくない。やったら、無茶苦茶刑は重くなると言うが、割増しても無期懲役である。根性無しの検察官も裁判官も死刑判決を出したがらない。心配ご無用だ!

 この無期懲役は、平均13年で出所できる。絶対に罪を認めなくても、反省なんかしていなくても、出所出来る体制は整った。

 裁判制度は、次第に刑が軽くなると言う傾向がある。一人の裁判官が、温情判決を出せば、これを適用して、次第次第に刑は軽くなっていく。某アイドルグループのメンバーが、警察官を轢き殺しかけたが、彼は書類送検で済んだ。従って、これ以降、同様の事件では書類送検で済む下地が完成したと言う事だ。

 公務員の職務中に殺してしまった場合、有期刑は付かない。無期懲役は確定と言うのは定説だったが、いずれこの目安も通用しなくなっていくのだろうな?

 三人殺したら、死刑と言う目安はまだ有効みたいだ。心神喪失での責任回避という究極の荒業も、某小学生殺戮犯の一件以来通用しなくなりつつある。


普通の弁護士は無実の人を無罪にする
悪い弁護士は、無実の人を有罪にする
良い弁護士は、有罪の人を無罪にする

 今回の裁判で、無茶な発言を繰り返し、遺族の神経を逆撫でし続けた国選弁護士達は、どんな弁護士であったのだろうか?

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