2002年9月7日土曜日

第八次うどん参り 初日

<>下松SAで小休止、カルピスソーダ購入して先を急ぐ。小谷SAは山陽自動車道最高のSAでもある。アンデルセンのパンは美味いのだ!で、サンドイッチパクついた。昼間なら食いまくるけれど、午前1時にはお好み焼きも、焼き立てのパンも無い。雰囲気は凄く良い。売上もナカナカらしいのは当然だ。午前三時に与島に到着さて一眠り!午前6時開店というアサイチの上杉に始まり、谷川は休業?はすい亭、二軒目から車内はうどんの匂いが充満開始!

流石に警告灯が点灯したのでセルフで1000円分給油。香川はガソリンが高いのぉ。ジャンボ、赤坂、松下、丸山と2時間半で六軒、七玉、我ながら凄まじい胃袋かもしれない。さて、はすい亭と丸山のみかき揚げのせている。松下は当然の二玉である。

大町のセルフで満タンにする。リッター12キロはしっていた。アルコール燃料とは言え、ここまで行くか!

十一時に鳴門の駐車場に到着、上は満車という表示を見ても、絶対開いているハズと信じて、一番上まで、やっぱ、開いていた!

渦の道制覇である。この日、大潮で12:00が最大になるんで、ベストの時間に合わせたい。

で、徳島のお城と、蜂須賀家の名品を満喫して、庭を散策した後、腹が減ったぜぇっ!と徳島ラーメンである。知り合いが薦めてくれた店に乱入したら、ビンゴォッ!私は、また来ますよと言ったのだが、昔、赤坂のおばちゃんにも、松下の女将さんにも、同じ台詞を語りその後何回も行っている次のうどん参りから徳島ラーメンが加わる事が決定されてしまった。

日和佐ではカレッタ&サンライン爆走し続けた、そうだ。室戸である。室戸で泊りである。


00:13 下松SA着

01:37 小谷松SA着

03:16 与島PA着、仮眠開始。

05:49 与島発!体調はバッチリである。でも、目覚ましは用意しておきたい。どーみても、うどん参りのヨウナオデッセイとデリカが居た。

アサイチ上杉!に駐車場?

06:22 さぬき豊中ICを出たら、左折!三つ目の信号を左折、高速を過ぎて集落の小さな辻を右折するとアサイチの上杉である。ここまでは、前と一緒なんだけれど、駐車場の張り紙がぁっ!ついに上杉にも駐車場であるから、駐車場に車を止めた。今回釜揚げが食いたいというメンバーが居るんで、冷たいの二つに、釜揚げ一つである。美味いよな、アサイチの上杉は、完璧である。うどんは一番美味いトコロで食いたい。うどんの旬は出来たてである。当然三啜り半!最後の出汁のすすりこみが半であった。三玉で450円!

06:38 上杉発。またエンストが出て、後続車二台に御迷惑をおかけしました。新たな持病として定着しつつある観のあるエンストはヤナセ久留米営業所のKさんとTさんを苦悩させつつある。
谷川は9/10から営業しますとの張り紙があって無茶苦茶落胆した。次は、必ず食ってやる。

はすい亭は盲点やった!

07:04 善通寺のはすい亭に乱入する。前回のうどん参りで横を通りながら、そこはかとなく漂う怪しさに魅了された店だ。入って客が居ないことを確認してメニュー調査。かけの小、ぬくいのと冷たい奴は選べるのか?ここは一発挑戦だ!とにかく小さい奴、冷たい奴を頼む。おっちゃんが気の毒そうに「まだ出汁は冷え切ってないんよ、まだぬるいくらい」「えーで、えーで」で、私の好みはぬるいうどんである。ぬるいうどんは奥が深い!小さい冷たいかけに丸いかき揚げを乗せて、啜りこみ、啜り込み、啜り込む!当然三啜り半!
すみちゃんは、ワシの満足した顔を見ながら「しもうたぁ、食べれば良かったぁっ!」である。一玉220円。

07:07 はすい亭発、すぐソバのセルフで1000円分だけ給油する。このまま東へ突っ切り、次はジャンボだ。

ジャンボはぶっかけ?

07:25 ジャンボはすぐにやってくる。ここでは冷たいぶっかけである。短時間で三杯目のジャンボであるが、すいすい入る。ジャンボ恐るべし。一玉250円。

赤坂のおばちゃん、また来たぞ

07:52 ジャンボを直進、ひたすら直進、何があっても直進していくと坂出に入る。そして右折だ。時間の都合で彦江・蒲生・田村をパスする。いわゆるうどん黄金地帯の一画に在る赤坂強襲だ。しかし、赤坂治療院ってナンだろう?怖くて聞けない。
すみちゃんも参加で、冷たい奴を出汁で頂く。はさみのねぎも健在、おばちゃんも健在、一気に一気にすすり込む。二人で二玉、240円。当然三啜り半!

07:59赤坂発、しかし、この前は久留米と大差なかったのに、少しづつガソリン価格が上がっている。困った。

松下乱入、大将のお見送り編!

08:30 栗林公園を目指してウィングの横を通過し、栗林トンネルの手前で右折、途中で斜め左折、再度斜め左折、んでもって、栗林公園過ぎてから、斜め左折しようとしたら、侵入禁止じゃないかぁっ!紆余曲折在ってから何時もの様に我等最愛の松下が出現した。何故だろう?女将さんはワシを見るなり爆笑してる。車は今回ツァフィーラで違うのに、何故に一発で判るんだ?
既に恒例の私がうどん丼ごと配給状態。そして何時もの様に最後の私だけ、二玉である。ちぃっとぬくめて、ねぎ、しょうが、天かす、で、すすり込む。
二玉だけに四啜り! 嫁ハンとすみちゃんは、うどんをしっかり温めるのがお気に入りという事実を発見した。すみちゃんはコロッケまで載せて食っている。
一玉二人、二玉一人、コロッケ一つで610円、嗚呼、ここいらに別宅が欲しい。
クロネコヤマトのおいさんと話をする。基本的に九州ンモンは、出汁とうどんの調和を重視する。松下のバランスは完璧である。従って、何杯目だろうが、松下では食うのだ。ワシ等うどん講の参加者にとって、やっぱり松下は特別なのだ。体験者は言う。松下が在るけん、考えて食え!五軒目というのに、私は二玉食っているのを知ったおいさん、呆れていたと言うか、驚愕していた。アサイチの上杉!やっぱり松下!は健在である。うーん、冷凍うどんのチラシがあった。松下も入っている、当然だろう。しかし、違うモンなァ、なま麺を自分で茹でても、高いガソリン代と高速料金を浪費しても、食いに来たほうが美味い。
クドと大釜があったら、買っても良いが、松下と蒲生と田村だけで良いよ!イヤな記憶の在る店まで強制的に入るからな、欲しくない。うどんは生鮮食料品だ。魚も一緒だ、そこで食うのが一番美味いぞ!

08:39 松下発。しかし大将がお見送りしてくれた。ひょっとして我々は在る意味上客なのか?

下町うどん二号、出汁の丸山!

08:44 松下出たら、直進、左折、右折して左折。バックで入れたら、丸山である。狭いエントランスから乱入だ。
乱入するのはワシとすみちゃんのみ、小さい奴を貰って、野菜のカキアゲを乗せて、ただひたすらに、啜り込む。啜れ!啜れ!啜れ!何も残さず一気に啜り込むと、嗚呼、予定がすべて終了してしまった、哀しい、哀しいなぁ、六軒しか回れないなんて。やっぱり三啜り半!
松下唯一の欠点とも言える揚げ物を満喫できて、第一部うどん参りが終結した。

08:49 丸山発。

10:16 大内のセルフスタンドで、レギュラーを目一杯補給する。48.4リッター、前のと合わせて58.46リッターになる。それで704.9キロ走破してリッター当たり12.0キロ走った事になる。

恐るべき渦の道!

10:45 鳴門の四方見展望台着、ここいらは多島海の雰囲気が、ナカナカである。

10:50 四方見展望台発。

11:00 鳴門の公園へ向かう。第一第二第三と並ぶ駐車場、一番上の第一を目指せば、やっぱ開いてましたがな、ギリギリでしたけど。で、階段上って越えてから、渦の道までひたすら歩く。
さて、船に乗るか?渦の道を行くか、一人五百円だから、渦の道を迷わず選択。とりあえず、行きなさい、行けばとにかく、見れば判んのよ!

11:52 鳴門公園発。


蜂須賀候の遺産&徳島ラーメン!

12:39 一気に南下して徳島市内に侵入する。ところが、普通に行くと、ナカナカ侵入できないから、考えて。徳島のお城の駐車場に入れる。この徳島のお城は、結構、遺跡や地質学上の珍品があったりする。んでもって、御庭もナカナカに凄いのだ。蜂須賀候の美術品も結構散逸して、五島コレクションやら、あっちゃこっちゃの目玉になっているモノが多い。蜂須賀候ゆーたら、ドードー鳥の研究でも知られた鳥類研究家だったりして、学究の徒(かぶき者としても!)としても有名だったりする。事実、蜂須賀小六の長男さんは有名な坊さん(実の子ではないという噂も在る)やったし、ま、こちらの一家、江戸初期には勇名を轟かした姉上様(初代旗本奴のドン水野さんちに押しかけ嫁入りした!)を輩出したりと、凄まじい。
 しかし、こんな、ヤバイトコ、治めていたんだから、蜂須賀家ってのは凄い!阿波公方とかさぁ、隠れ里の落人とかさぁ、半端じゃ無い位に火種モンモンだぜぇっ。

13:46徳島城址出発、ここの角から東へ向かう。ただひたすら、東へ。狭くなってきた。銀行を目印に右折!アパートの群れを通りすぎて、しばらく行くと、目的地が出現した。

13:57笑福亭である。知り合いは、ここに行けとゆーた。だから行った。女将さんが丁度出てきて、どーぞぉっって、で、中華そば小、肉入り小、ヤキメシのオーダー、これって三人分ね。うーん、こっち、濃い口醤油なのね。むっちゃ、美味い!ヤキメシの美味さなんか、特筆モンじゃんかぁっ!やべーぞぉっ!次は、徳島もうどん参りに入れにゃーならんじゃんかぁっ!
始めての店は、少し客足が収まった頃を狙っていきたい。

14:18 笑福亭を後にした。しかしなぁ、こりゃあ、詐欺だぜ、うどんの香川のとなりに、ラーメンの徳島があるなんて。

15:44 阿南を過ぎたらバイパスは終わる。爆走!爆走!常に爆走で日和佐に抜けて、ウミガメの博物館「カレッタ」着である。三人で1800円、満喫したが、少し高過ぎねぇか?長崎のペンギン博物館「ギン吉君」亡き今も、楽しませてくれる。それに比べれば、資料展示や様々なディスプレィに気を配って欲しい。とは言え、クイズに燃えてしまった私であった。
ウミガメ荘からウミガメプールをのぞくだけでも、良かったかもしんなぃ。

16:28 カレッタ発、んでもって、サンラインに流れ込む。凄いよぉつ!ここは凄いよぉっ!高所恐怖症の人にはお奨めできないが、これもまた凄いよぉっ!国道55号線に戻ったら、車も減った。そして某トンネルのなれの果てを眺めつつ、南下すると鉄道も消え、民家も少なくなっていく。ここに第二部徳島満喫編!が終了したのである。
室戸の手前は、ほとんど無人地帯が続き、室戸になると突然民家が出現するのは、インパクトがあったりする。

17:15 御厨人窟(みくろど)着、で海岸の奇岩の群れの中ではしゃぎまくる嫁ハン、そんなに愉しいか?確かに、凄いが。

18:18 御厨人窟発。予定では16:30分着だったが二時間近く遅れた結果、室戸で泊まる事になった。さて、どーする?怪しい旅館・ホテル群を過ぎて行く。

18:28 チャレンジ精神に欠ける二人のせいで、国民宿舎に泊まる事となった。昨夜から807.4キロ走っていた。ここの生ビールの美味さは特筆モノであったが、夜中にムカデに噛まれて、大騒ぎ!痛かったぁっ!





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