内気循環スィッチは、いつもの様にうちくらしたら直った。創生期のテレビでよく見られた修理方法は今も通用する。工作機械が動かなくなっても、基板のリレーを軽くノックしながらダイアグノーシス確認し、リレーだけを交換する(現行型基板は電子レンジはんだ付けなので、こんな荒業は不可能になった。)という、荒業的修理を余儀なくされてきた体験者だ。
旧世代的修理を軽く見てはいけない。回路図見ても、どっちが逝ったのか?それは、うちくらして、信号が上がるかどうかを見るしかない。ファ○ックの2000Cとか、その他もろもろの骨董品的基板など、何処にも無い。
「基板が無い?あそこが20台捨てたろうが!回収しとかんね!」この手の助言を何回しただろうか?基板だけでも回収しておけよ!
交換基板が無ければ、リレーの交換だ。線を延ばして、汎用品を組み付けるしか道は無い。電気部品の汎用・標準品の使用を提唱する根拠はこんなトコにあったりする。
しょっぱなからのスィッチ不良は意外と気が重くなる。
部品が来たら交換するつもりだったが、GWを前に入荷していたらしい、土曜日は出勤で日曜日は整備工場が休み、土曜日に賭けるしかないし、工場は1から6日まで休みだ。GWあけだな。
実はアイドリングストップしていて、再スタート時、エンジンストールしてしまった。FAQの記事を想いだし、キーを1回抜いて再スタートに成功した。再スタート時のストールは、ヴィータのエンストに匹敵する持病になるような怪しい予感が、、
ところで、ひまになったモンで、洗車のついでにじっくりとツァフィーラのエンジンルームを覗いてみると、あちゃー、また無茶しとるわ!
まずは、ラジエーターホースの組み付け!ねじって、ひねって、折り曲げてある。ヴィータと一緒だが、ヴィータじゃあ裂けた!ココは車検毎の交換が良さそうだ。
ラジエータークーラントの交換が出来ない構造みたいで、ウォーターポンプのシールの耐久性を考えりゃあ、クーラントも強制交換で潤滑性も確保できるし、車検毎のホース交換は必至だな。
外車のアキレス腱は、周知徹底されているが電装系!旧くなったマシニングセンターの基板を抜き差しすると、結構動作異常が直る。だからリレーの抜き差しも、立派な修理行為になる。そうすると、リレーのカバーはいつでも外したい!でも困った。ホース関係が見事に邪魔してくれるのだ。おいおい、善処してくれよ。こうなると、固着したリレー接点を復活させる打撃修復方法しか使用できない。
ブレーキフルードの補給もしにくい、あんな奥にあるなんて!独逸じゃ素人が補給なんかしないんだろうなぁ。パッドが減ればフルードも減るんだが。
一番いやなのは、トルクスねじの採用だ。六角穴付ネジ(キャップスクリュー)なら良いんだけど、ナメないらしいから、そっちが良いと判断したのか?特殊工具が必要な車両は、嫌だ。
でも触媒がエキマニに移ったのは良い、下にもあるのかな?なんたって、触媒のセンサーにすぐ手が届く様になった。誉めてあげよう。
この脚は気に入っているが、すこしばっかり手を入れ様と思っているトコがある。実はダンパーのエンドだ。
ゴムブッシュの強化対策品としてウレタンブッシュ等がモンローには標準で用意されている。でもブッシュは劣化する。摩擦抵抗もピロの数十倍に達する。テフロンと金属の摺動抵抗だって、対して変らない。たわみが少なくなるだけだ。固定の為に締め上げれば、面圧は上がり、しなやかに動くはずも無い。削り出しのテフロンブッシュを組み込んで、アームが折れたりする、当然でしょ?そんな改造をしている整備屋がいるから、整備屋は儲かるってモンだ。仕事が増えるヨウナ仕事で、仕事の再生産をしている。世に自動車屋の種は尽きまじ!
で、本題に戻ろう。私はピロが好きだ。取りつけ部の溶接を強化したりして、ピロにする。92のスーチャーのリアサスアームにもピロが使われていた。使い方を間違わなければ、一般使用も可っちゅうコトね。
ブッシュを圧入すれば固定も簡単だし旋盤と万力があればすぐ出来る。ピロの原価なんざ、幾らか知っている?FCのトーコンキャンセラーなんか、絶句モンでぼろ儲けしているなと思っているから、この手の部品は自作に限る。
本日の遭遇車、ザフィーラ1台(久留米営業所の試乗車?)!本日の走行距離37.1km、メーター1487km。
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