2002年7月9日火曜日

ツァフィーラの部品買ってのお願いについて

この日記、気が付いたら、容量が凄まじくなっていた。メモ帳で開けない容量にはなっていたが、落とすのに時間が掛かる。よー考えたら、ワシの一番いやなページになっていた。重いページはみんなの迷惑だ!この世界では有名で、WEBマスターが元ヴィータ乗りという或るページに倣って、構成を一新してしまった。早く言ったら、パクリだ。

リンク関連とかいろいろがあるから、ここにはアドレスを記載しないが(こんなページにリンク許可を出してくださるとは思えないしね)、今日の得する一言で検索を掛ければ、一発で出てくる。HPの内容は最近2冊の著作となって出版されているから、御存知の方も多いと思う。
 ここで、最近思っている事を書こうと思う。ツァフィーラのHPなんかを作っていると、世界中に開放されているWEBの性格上、様々な人に見られる様だ。其の結果、広告入れませんか?お金がすぐに入りますよ、貴方も参加しませんか?等のメールが来る。でも、見ましたよなんて、メールは数えるしか来ない。それを狙って、掲示板とか作らない確信犯なんだが、それとは別に、ヤナセで部品買って!等のメールが来る。依頼者はトラビックのオーナーである。これは結構根が深い問題で、後を引きそうである。

ヤナセが独逸製のツァフィーラを販売していた。過去形で書くのは、GMJの裏切りでタイ製の同型車をスバルが販売開始した結果、2001年モデル以降、輸入は停止している。輸入車七人乗りミニバンは無いから、売れると判断しただろうが、私にとっては適正価格より六十万円は高かった。220万円で販売していたら、良かったと思う、売れなかったのは値段設定のミスですね。

この車、90万円引きという在庫処分価格になったし、前のヴィータのボディクラックが再発して、事故る夢を見て夢見が悪いんで、乗り換えた。もしかするとシボレー・アストロであったかもしれない。
 ところが、前述のタイ製の同型車、トラビックなのだが、新聞での特集ではスバルで売っているアジアカーとして紹介されている。そのトラビックのオーナー達の中には、ザフィーラにしたい人も多いらしい。そんな人達がヤナセに行っても、グリルやエンブレム等の部品は売ってくれないらしい。その結果、トラビックのオーナー達は、見ず知らずのツァフィーラのHPオーナーに、ヤナセで部品買って!のメールを送る事になる。見ず知らずの人間にそんな依頼が出来ない私にとっては、理解不能なんで丁寧にお断りさせて頂いているのだが、ヤナセがトラビックオーナーに部品を売らないことを非難する方々も多い。

さて、オペルが、タイ製のツァフィーラとドイツ製のツァフィーラを並売した事が、様々な諍いを生む要因になっている事を語る人は、あまりにも少ない。ヤナセはこの件に関してはほとんど被害者である。GMJの直販チャンネルであるオートワールドであれば売る義務がある。ただの販売者ヤナセには、顧客以外に売る必要は無い。

思えばポルシェの輸入代理店であった三和の廃業も、これら本国メーカーと日本販売チャンネルとの軋轢が原因であった。一台でも売りたいメーカー、その販売チャンネルを維持する経費も勘案すれば、並行輸入物と正規輸入物を差別したい日本販売チャンネル、対立の結果、ポルシェを販売し続けた三和という一つの歴史が消え去っている。CGの裏見開きは、三和の指定席であった。
 最近コーンズも並行モノのフェラーリを、顧客の紹介が或る場合等に限り、整備しているらしい。ヤナセの手厚いサーヴィスを勘案すれば、そんなコト始めたら、絶対倒産する。常に割を食うのは、弱い立場の存在だ。それはトラビックのオーナーであり、ヤナセである。そしてそのとばっちりが、ツァフィーラのHPオーナーである我々に向けられているという構図になってしまった。

南アフリカ生産のベンツに拒否感を示す人々はまだ多い。タイ製のオペルに拒否感を示す人々もまだ多い。タイ製のオペルに拒否感を抱かず購入した方々にとっては、時代は未だ私に追いつかないと納得していただくしかない。

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